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吉田のうどんにこだわらない、美味しいうどん。麺許皆伝

'17年03月07日

富士吉田市

吉田のうどん 麺許皆伝 きんぴらうどん

今日は麺許皆伝。冨士浅間神社から大月方面に向かい車で3分程度の場所にあります。
店の回りに駐車場がありますが、混雑時はほぼ満車で直ぐに止めることは難しいです。

お店の名前ですが、免許皆伝ではなく麺許皆伝です。ご注意ください。
これはうどん粉の商品名が由来で、実際に同盟の日清製粉のものを使用しているそうです。

吉田のうどん 麺許皆伝 麺

麺は少し縮れ、ツルッとした舌触りと、もっちしりた歯ごたえのある麺です。
こちらの方が若干柔らかめですが、しんたくの麺にも似た感じがします。また河口湖にある彩花うどんは味も、麺もとても似た味です。ただ吉田風の麺のようにどっしりした重厚な口当たりや、アルデンテの芯のある感じではなく、一般的なうどんの麺に近いです。
この麺からも吉田のうどんに対してのこだわりの薄さを感じます。

汁はみそをがベースになった、醤油との合わせ。魚介の香りのする濃い味つけです。
昔ながらの吉田のうどんのお店では醤油ベースに味噌の合わせが多く、この味はまさに吉田のうどんにはこだわらない原点かも知れません。
しかし最近になって若干その味に食べ慣れてしまったのか、食べ進めると最後には飽きてしまうことがあります。また、食べ始めて直ぐに気が付きますがその甘さ。人工的な美味しさなのか気になります。

吉田のうどん 麺許皆伝 すりだね

ただ、麺も、汁の量も多く、サービスの天かすもきっとかき揚げを揚げている天ぷら屋さんのもので、海老の殻が入った出汁を多く含んだ美味しいものです。
すりだねは赤唐辛子でこれだけは吉田風。辛味の加減も良いです。
これできんぴらうどんが440円。とても色々と言える値段でも無く、充分にコストパフォーマンスに溢れるうどんです。

最後になりましたが、麺も汁もどれをとっても安くて美味しいものを提供したいというお店の方針は解ります。吉田のうどんの原点である手打ちで無くてもって感じですね。

少し口が落ち着いたら又行きたいと思います。
勝手な評価は3.5でした。



プロフィール

吉田のうどん

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日々吉田のうどんを食べ、吉田のうどんの深さを実感しております。昔ながらの味、食べやすい味、常連さんが好む味とさまざまな味を楽しんでおります。
記事上の味は好みがございますため、あくまで勝手に・・・、です。ご了承ください。

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