えっ、8月27日で閉店?あんめうどん
'17年07月24日
久々のあんめうどん
7月23日の日曜日、久々のあんめうどんへ。国道139号線、富士見バイパス沿いベイシア電気直ぐ近くにあるテナントの一角にあります。
この付近にはほり端やおお野といって吉田のうどんもあります。
ゆったりとした座敷にテーブル席
店内は座敷とテーブル席があり、割とゆったりとした間隔で配置され窮屈な感じはせずゆっくりとくつろげるので、少し余裕のあるときの選択としています。ごっつい吉田麺と出汁の効いた味噌ベースの汁
このあんめうどんの特徴は、ごっつりした吉田麺に煮干し出汁の程よく効いた少し酸味のある、味噌ベースの醤油の汁。汁は飲み干せるほど美味ですが、丼のカタチが旧来の少し浅いタイプで汁の量が少なくいつも少し物足りなさを感じます。
お気に入りはカリカリの自家製天ぷら
お気に入りは何と言っても天ぷら。カリカリに揚げられた自家製の天ぷらは汁を含んでもカリッとしている本格的なもの。当然ですが、衣の厚いところは汁を吸い旨味を更に引き出しうどん自体を更に濃厚に味わえます。
チャーシューやまぜご飯もおすすめ!
これ以外にも、納豆湯盛りやチャーシューうどんなどの代わり映えのあるメニューもあり、チャーシューは柔らかくてとても美味しいし、まぜご飯もちょっぴり甘さを感じるおすすめの一品です。またどれもが手製と聞き、随分と手間をかけた味わいだと実感しました。
えっ!8月27日閉店って本当?
実はここからが本題。何気なく壁に掛かった火祭りのポスターや富士山の写真をみていたら8月27日で閉店とかかれた張り紙が。
満員の店内ではとてもそんな雰囲気は感じられないが、何か事情もあるのだろうと。
少し前に白須うどんの閉店もそうだったように。
これからの富士吉田うどん
ここ最近は地元高校生の頑張りや富士吉田市の積極的な広告宣伝もあり随分と富士吉田うどんを楽しみに訪れる観光客も増えていると感じています。ただ、多くのうどん店が次世代に繋ぐことに苦慮している現状も聞くなかで、やはり低価格商品というB級感だけが先行している吉田のうどんの本当を見直すことも必要では無いのかと勝手に考えています。
機械による生産性の向上、市販出汁の旨味による味の均一化など、低価格商売へさまざまに頑張っていることも理解できますが、手打ち麺であるはずの本来の吉田のうどんの特徴が消えつつあることも残念な気もしています。ただ全てを手製で賄うには相応の努力も必要だし難しいことは理解しています。
もっともっと盛り上がるような嬉しい話しが沢山になるといいのにな。
今回はとても残念です。
もう食べられなくなるこのあんめうどんの味を是非ご賞味ください。
[基本情報]
◎店名/吉田のうどん あんめ
◎場所/山梨県富士吉田市上吉田3031-1
◎電話/0555-22-6676
◎営業時間/11:00~14:30
◎定休日/木曜日(祝日の際は営業)
◎肉うどん 450円 月見うどん 400円 わかめうどん 400円 きんぴらうどん 400円 チャーシューうどん 650円 など
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プロフィール
吉田のうどん
日々吉田のうどんを食べ、吉田のうどんの深さを実感しております。昔ながらの味、食べやすい味、常連さんが好む味とさまざまな味を楽しんでおります。
記事上の味は好みがございますため、あくまで勝手に・・・、です。ご了承ください。