[甲府市] うどん屋 源さん [勝手な評価:3.4/5]
'16年05月11日
甲府市で初めての吉田うどん うどん屋 源さん
所用での際、甲府市で始めて吉田のうどんを食べました。暮らしている富士吉田市では普段から食べているので、わざわざかなといった感じもあり、食べることはありませんでした。
ただ今回は、グーグルマップで目的の場所を探していたところ思いがけず見つけた次第です。
また検索してみると甲府方面では有名なお店のようでしたので、伺うことに決めました。
銀座にも支店を持つ店?うどん屋 源さん
ここ数年で、あっという間に有名になった吉田のうどん。観光地である富士五湖地域であることや、B級グルメが有名になったことなどから相乗的に盛り上がり、人気のご当地グルメになった感じですかね。山を挟み距離として40km程度あるこの甲府市周辺にも今は多くの吉田のうどん店があり繁盛されています。
この源さんは銀座店があるらしいと聞き、調べてみると甲府駅近くの銀座という呼ばれる場所にあるとのことでした。
いよいよ日本のど真ん中か?と思いきや少し違っていました。
少しだけわかりにくい場所。ご注意を
店は少しだけ路地に入るため、始めての場合は見つけづらい場所です。私は2往復しやっと見つけました。グーグルマップでは到着のアナウンスが出てしまうほど近くにはあります。
アナウンスされた場所から路地を入り、50m程の場所にあります。
いよいよ、甲府市で初の吉田うどん
さて、前置きが長くなりましたがお店のご紹介です。店舗前に大きな駐車場があり車の場合も安心。趣のある外観、暖簾をくぐると少し薄暗い店内は、富士吉田市周辺に点在する宝刀店と似た雰囲気です。
注文方法は吉田風
注文方法は吉田風で、卓上の注文用紙に食べたいうどんを書き込んでカウンターまで持っていきます。私が行ったときは店内に数名のお客さんで、注文後5分程度でしょうか、さほど待たずに運ばれてきました。
運ばれてきたうどんにびっくり
丼は底の浅い吉田風。少し驚いたのは麺が丼から少しはみ出しています。入ったタイミングか一見さんと判断されたか、たぶん通常の1玉と言われるものではなく、麺を茹でる際に出る切れ端が混在している。吉田でもこの盛り付けはあまり見ないので、驚いたのと残念でした。
注文したのは、特濃煮干し味ではない通常の肉うどん、550円です。
平均的な吉田のうどんよりも若干高いのですが、吉田のうどん自体が安すぎると思っているのでなんとなく納得です。
麺は極太で、コシも十分な手打ち?麺
小麦の風味もして、ツルツルした舌触りでもない。なんとも本格的な吉田麺でした。
とても美味しい。
肉うどんは豚肉だけどこだわった富士桜ポークを使用
トッピングの肉は豚肉を使用しているが、富士桜ポークを使用しているこだわり。キャベツも乗っている。ただこのキャベツは少し固さを残し食感を重視しているのかなと思わせる。あと少しだけ煮たものが好みではあります。ただこれも様々な産地の美味しいものを使用しているようです。若干量が少なく残念だけどこれは仕方ないのかな。汁(つゆ)だけは吉田風ではなく、オリジナルな味
更に驚いたのは汁(つゆ)でした。吉田のうどんでは、醤油と味噌のブレンドが一般的で、豚汁や味噌汁に若干醤油が混じったあっさりした味です。ここの汁(つゆ)はかなり濃厚な味噌味で塩っぱい。そのまま飲むのにはちょっと覚悟がいります。蕎麦のつけ汁のような濃さです。ただ、出汁は煮干しと鰹、昆布の吉田風ではありますが、その濃さで味がみつけられなく、コクの無い印象。今度は是非特製煮干し味の汁(つゆ)を試してみたいと思います。
ラー油の香りのすりだねは美味
すりだね(特製辛みそ)は、ラー油にどっぷりと浸かった七味とゴマ?、香りも風味もとても良く美味ですが、本当に激辛。汁が瞬く間に違う味に変わってしまいます。是非ご注意を。ちょっぴり驚いた初体験。今度は別のお店にチャレンジしたいな
初めてだった事もあったのか、色んな違いも見て取れたのこうどん屋源さんでの吉田うどん体験。地元になれた私には少し刺激が強すぎました。今度は別のお店で食べてみたいですね。ご馳走様でした!我々の勝手な評価は3.4でした。
少し付近のお店を食べながらまた寄りたいと思います。きっと違った感想になりそうです。ご馳走様でした!
[基本情報]
◎場所/山梨県甲府市上石田4-5-3
◎営業時間/昼営業 11:30~14:00 夜営業18:00~19:30
◎定休日/毎週月曜日
◎肉きつねうどん 550円、特製煮干し味 肉きつねうどん 660円 塩味 鯛塩天ぷらわかめ 580円
◎TEL 055-228-2883
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プロフィール
吉田のうどん
日々吉田のうどんを食べ、吉田のうどんの深さを実感しております。昔ながらの味、食べやすい味、常連さんが好む味とさまざまな味を楽しんでおります。
記事上の味は好みがございますため、あくまで勝手に・・・、です。ご了承ください。